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言葉がうまく聞きとれない
理由1:調整・お耳のトレーニングが上手く出来ていない 。
補聴器が正しく調整されないと会話に必要な音がお耳や脳に届かず、言葉が上手く聞き 取れません。また補聴器を使う上でお耳のトレーニングも大切です。
トレーニングとは難聴 に慣れてしまった脳にしっかり音を届け、聞こえる感覚を思い出していくようなイメージ です。最初からよく聞こえる調整にするとうるさくて補聴器を外してしまう方も多いです。 対策:琉球補聴器では約 3 か月かけてゆっくりお耳と脳をトレーニングし正しく補聴器を 使えるようにお手伝いします。一度にたくさんの音を聞こえるようにするのではなく何度 か音の調整をしながらお耳をトレーニングしていきます。
具体的な対策:補聴器の調整来店案内、訪問、予約。
理由2:耳の聞く力が低下している。
耳の役割には音の大きさの聞こえとは別に、言葉をきれいに脳に伝える役割もあります (語音明瞭度)。この言葉を聞き取る力が低下していると補聴器をかけてもなかなか言葉が上 手く聞き取れない場合もあります。 対策:ご自身のお耳がどんな状態か正しく知る事も補聴器を使う上では大切です。
具体的な対策:耳鼻咽喉科の受診、補聴器調整の為の聴力測定。(来店予約)
2
雑音が大きい
理由:調整が上手く出来ていない
補聴器が必要以上に大きく調整されていると色んな音が大きく聞こえてうるさくなって しまいます。 対策:正しく調整をしなおす。補聴器は何度も音の調整が出来る物ですのですぐ買い替える のではなく今持っている補聴器を正しく調整しなおすことをお勧めします。
具体的な対策:調整来店・訪問予約。
3
耳にうまくつけられない
理由:耳へのつけ方が分からない、細かい作業が上手く出来ないなど。
対策:補聴器には形によって使い方のコツがあります。まずは持っている補聴器のつけ方や 使い方のコツを覚えて一緒に練習しましょう。どうしても細かい事が上手く出来ずに補聴 器が使えない場合は取り扱いが簡単な補聴器もありますので、自分にあった補聴器を使う 事をお勧めします。
対策:装用練習(取り扱い練習)案内、来店・訪問 ポケット型、充電式案内
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補聴器をしても聞こえない
理由:電池切れ、補聴器の故障、汚れの詰りなどが考えられます。電池を交換しても補聴 器に汚れが詰まっている場合や故障している場合は音が出ません。
対策:修理・メンテナンスの案内。(来店・訪問)
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耳が痛い
理由:外耳炎・中耳炎など耳の疾患、補聴器のつけ方が間違っている、補聴器の形が耳に 合っていない。
お耳は皮膚が薄いところが多いため補聴器のつけ方が間違っていると痛くなることがあります。また補聴器の形が少し合っていないだけでお耳に痛みが出る事もあります。補聴器が原因ではなくお耳の具合が悪くなっている事も考えられます。
対策:補聴器のつけ方の練習、形の修正、お耳を清潔に保つため定期的に耳鼻咽喉科を受診する。
対策:修理・メンテナンスの案内(来店・訪問)
6
ピーピーという高い音がうるさい
理由:ピーピーという音がなる時は、補聴器とお耳の間に隙間が出来るとピーピーと音がな ります。またスイッチが入ったまま補聴器を置いておくとピーピーなることもあります。
対策:補聴器を隙間なくお耳につける、補聴器の形をしっかりお耳に合わせる。耳から外し たらスイッチを切る。
具体的な対策:お耳と補聴器が合っているか見せる。(来店・訪問予約)