賢さん通信87号
悔いのない人生を。夢を叶えた倫太郎さんの姿
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第87号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は私の大切な友人の一人、RBC琉球放送の看板アナウンサー、狩俣倫太郎さんとのとあるエピソードをご紹介いたします。
まず、先日2月4日(水)の夜8時から放送されたテレビ番組『オトナの沖縄 裏路地巡り』をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?倫太郎さんがどうしても一度会いたかったという、三田佳子さんを那覇の裏路地スポットに案内し、伝統を体感してもらう倫太郎さんのテレビ復帰番組です。
実はこの番組、琉球補聴器もスポンサーをしていました。私たちは10年ほど前からラジオのスポンサーをさせていただいていますが、テレビとなると費用は高額で、桁が違います。中小企業の私たちがテレビのスポンサーをすることは、まずありません。ただ、今回、引き受けたのには大きな理由がありました。
それは、ここ数年の倫太郎さんの姿でした。昨年末12月28日に倫太郎さんから直接ご連絡をいただきました。「一度時間を取って会ってもらえませんか?」と。わざわざ琉球補聴器の本社まで来てくださることになり、お会いしました。
そこで、倫太郎さんから、ぜひこの番組のスポンサーにとご依頼があったのです。金額も一応検討できる範囲でした。私はその場で、倫太郎さんのこのご依頼を絶対に断りたくない、倫太郎さんの想いにどうしても応えたい、この数年間の尋常ではない努力に報いたい、全力で応援したいと思い、その場で決断をしました。
倫太郎さんに最近何があったのか、もうご存知の方も多いかと思います。2023年9月、倫太郎さんは脳梗塞で倒れ、右半身麻痺とアナウンサーの命である「言葉」を失う失語症になってしまったのです。
当時、ラジオに倫太郎さんが突然来られなくなり、スポンサーである我々にも情報は伝わってこず、どうもご病気で療養中ということだけがわかりました。
そして、私が大きなショックを受けたのが約1年後、2024年の秋でした。とある披露宴会場でご一緒した際、挨拶に立ったのが倫太郎さんでした。久しぶりにお会いした倫太郎さんは、何度も言葉に詰まり、小学生が読める字も読めなくなってしまっていたのです。隣にサポートの方がいて、なんとか挨拶を終えましたが、私は本当にショックでした。こんなに重篤な状態だったとは、全く知らなかったからです。
ただ、その後、倫太郎さんは懸命にリハビリをされ、2025年11月の講演会では、1年前の披露宴の姿が嘘かのように回復されていました。講演では脳梗塞のこと、壮絶なリハビリについて隠さず全てを伝えてくれました。私は倫太郎さんを応援することしかできないけど、全力で応援したい!という気持ちになっていました。
そして2025年12月28日、本社で倫太郎さんとお会いしました。実は彼が昔から憧れていたのが三田佳子さんで、いつかお仕事でご一緒できたらという夢を持っていたそうです。今回、脳梗塞になったことで、人生いつ何があるかわからない、悔いのない人生を送らなきゃダメだと思い、ダメ元で三田さんにオファーをしたところ快諾してくださり、夢が実現し、素晴らしい番組が出来上がったとのことでした。
琉球補聴器としては、これからも、狩俣倫太郎さんを全力で応援していきます。
賢さんおすすめの一冊
『売りたければ「買ってください」は言うな ~創業者が息子社長に伝えた27のこと~』 森山勝也 著 あさ出版
2年前に1度ご紹介させていただきましたが、琉球補聴器の創業者であり、私の父、森山勝也の一冊。今、改めて全社員で読み直しをしています。事業承継で悩んでいる創業者と同じく悩んでいる後継者の方に特におすすめです!



