賢さん通信84号
心の洗濯と再決意!伊那食品工業さんで得た気づき
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第84号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日、11月4日(火)5日(水)の1泊2日で、社員2名(森山陽一郎さん、池田絵里奈さん)と一緒に、長野県にある伊那食品工業さんへの視察ツアーに参加してきました。伊那食品工業さんは、「かんてんパパ」という寒天製品で有名で、また、急に売上を伸ばすのではなく、木が年輪を重ねるように、少しずつ着実に会社を成長させる「年輪経営」を大切にされている素晴らしい会社さんです。(あのトヨタ自動車の豊田章男さんが、その経営哲学をモデルにしているほど)
今回の視察ツアーは、企業経営や生き方に関する著作を多く持つ大久保寛二さんと、坪崎美佐緒さんのお二人が主に主催してくださり、現地で大久保寛二さんの解説を聞きながら、伊那食品工業さんの敷地を歩くだけで、驚きの連続でした。
伊那食品工業さんで特に有名なのが、約600名いる社員さんが自主的に行っている毎朝の掃除。また、工場の機械も鏡のようにきれいなのですが、このきれいさを保つ秘訣について、大久保寛二さんはこう教えてくれました。
「伊那食品工業さんは、汚れないように、汚れる前に掃除をしているから、このきれいさがキープされているんですよ」と。私はこの言葉にハッとさせられました。掃除とは、散らかってから片付けるものだと思っていましたが、そうではなかったのです。
さらに大久保寛二さんは、これは「人間の心も一緒なんですよ」と教えてくださいました。心が乱れてから慌てて本を読んだりするのではなく、心が乱れる前に、普段から良い言葉を聞いたり、本を読んで、心をきれいに保つ努力をすることが大切だと。掃除の光景を見ながら、深い教えをいただいたような気持ちになりました。
今回の視察では、伊那食品工業の塚越社長のお話だけでなく、なんと入社2年目の女性社員(西山さん)と、21年目の男性社員(守山さん)にも同席していただき、直接お話を伺うことができたのですが、もう衝撃の連続でした。
お二人は、塚越社長と同じことを本当にあっけらかんと、自然体で答えてくださっていました。例えば、「朝の掃除は強制ではないのですか?」という質問には、「やる人もいますし、やらない人もいます。やらなくても誰も責めません。自主的にやっています」と。そこには、「みんながやっているから仕方なくやる」といった「やらされ感」が一切なく、その正直な話しぶりからも、本当にこの会社には、良い文化、良い社風が深く根付いているのだということが、すごく伝わってきました。
今回の視察は、私に多くの「気づき」を与えてくれました。「汚れる前に掃除をする」という新しい概念。「心も乱れる前に整える」という教訓。社員さんの言葉から伝わる、人を大切にする経営の真髄。私一人ではなく、二人の社員と一緒に見学できたことも本当に良かったと感じています。社員と感動を共有できたことで、琉球補聴器も改めて「いい会社」を創っていこう!と再決意することができました。
ツアー主催者の大久保寛二さんと坪崎美佐緒さんをはじめ、あたたかく迎えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。学びが深すぎて、今回の滞在だけではまだ足りません。心の底から、「もう一度行きたい」と思える、最高の視察でした。
賢さんおすすめの一冊

『いま、目の前にいる人が大切な人』 坪崎美佐緒著 エッセンシャル出版社
今回の視察でご一緒いただいた坪崎さんのご著書。坪崎さんは北海道の方。人柄が素晴らしく、かの有名な僧侶、横田南嶺氏から「北の菩薩」と言われるほど。この本は、社員さんとのコミュニケーションで何かヒントを得たい方、子育てに悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。


