賢さん通信80号

素晴らしい映画のご紹介

こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第80号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、先日、妻と2人で久しぶりに映画館に行き、いくつか映画を観てきたのですが、その中でとくに良かった2つの映画をご紹介いたします。

 

映画ポスター1つ目は『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』です。私自身、トム・クルーズが大好きです。それこそ、中学生のときにみた『トップガン』に始まり、『レインマン』や『カクテル』『ハスラー2』など、トム・クルーズが主演の映画を、当時はレンタルビデオ屋さんに行ってVHSのビデオを借りて何度も観ていました。

『ミッション:インポッシブル』シリーズは、1996年の第1作から約30年にわたり人気を博してきた大ヒットスパイアクションシリーズで、今回が集大成となる第8作。

私がトム・クルーズの大ファンになったとき、トム・クルーズはまだ20代でしたが、なんと今日現在、トム・クルーズは63歳。それでいて、スタントのほとんどを自分でやっており、本当にすごい人だなと思わずにはいられません。

また、映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんという方がいらっしゃいますが、数々のハリウッドスターと会ってきた戸田さん曰く、本当のジェントルマンはトム・クルーズだとのことで、人としても素晴らしいことがうかがい知れます。

そして、今回の映画『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』は当然のことながらおもしろく、映画を観終わって映画館を出たとき、私と妻は、まるで友達同士のように「おもしろかったね!」と感想を言いあって、本当に観て良かったと思える作品でした。

この賢さん通信を読まれるタイミングによっては、もう上映が終わってしまっているかもしれませんが、そのときは、動画配信サービス等でご覧になっていただければと思います。

 

映画ポスター次に2つ目が『木の上の軍隊』です。こちらは、『ミッション:インポッシブル』とは打って変わって、観終わったあとの気持ちはとても重たいものになります。それでも、観て良かったと思いますし、日本全国多くの方に観ていただきたいと思える映画でした。

この『木の上の軍隊』という映画の舞台は、太平洋戦争末期、1945年の沖縄県伊江島。激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が命からがら大きなガジュマルの木の上に身を潜め、日本の敗戦を知らぬまま2年もの間生き延びた衝撃の実話がもとになっている作品です。

この映画は、普通の日常、家族や友達、仲間と普通に冗談を言いあったり、笑いあったりしているその日常が、たった1日で地獄になるということを、その映像技術によって、あまりにもリアルに表現されていて、本当に戦争というものは起きるのだと痛感させられます。言葉では言い表せないほどの苦しさと言いますか、もし、目の前で自分の親や子どもが殺されたら気が触れるだろうなと、そんなことも思わずにはいられませんでした。

戦後80年、今でも世界中で戦争が起きていて、世界の平和がまた一歩遠ざかってしまっているように思いますが、こちらの映画はとくに日本の戦争を知らない世代にぜひ観ていただきたいと思える作品でした。

 


賢さんおすすめの一冊

書影

『大器晩成列伝』 真山知幸 著 ディスカヴァー・トゥエンティワン

渋沢栄一にエジソン、赤塚不二夫にファーブルと数々の偉人、中でも人生後半で成功した人たちがどのように中年期を過ごしたのかが書かれています。

中年期に直面する「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」を偉人達がどう乗り越えたのかという切り口から始まるとても興味深い内容でした。