賢さん通信79号
2泊3日の韓国視察旅行
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第79号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日、2泊3日で韓国は明洞(ミョンドン)に行ってきました。補聴器メーカーのスターキーさん(本社:アメリカ)にご招待いただき、私たちのような補聴器屋さん3社計7名でスターキーさんの韓国支社にお伺いしてきました。ちなみに、一緒に行ったのは千葉県木更津市のミミベルさんと大阪のヒヤリングアートさんです。
琉球補聴器からは私と糸満店の喜屋武奈緒子さん、名護店の金城和人さんの3名で行きました。この2人を選んだ理由は、昨年度、頑張ってくれた社員さんはたくさんいましたが、とくにこの2人は頑張りと、大きな成長が見えたからです。
今回、まず現地に行って感じたことは、以前にも韓国で感じたことですが、飲食店に行ってもスーパーマーケットに行っても、日本と同じようにサービス精神やホスピタリティに溢れる気持ちの良い接客がなされているということ。
また、SNSやマスコミでは韓国は反日感情を持った人が多いと情報が流れてきますが、現地に行ってみると、まったくもってそんなことは感じず、むしろ親日で、お互いにリスペクト(相手の考えを認め尊重)し合える間柄だと感じました。
現地のバスガイドさんから聞いた話では、韓国は今、少子高齢化が日本より速いスピードで進んでいるとのこと。出生率についても日本より低く、2023年は「0.72」で、人口は5170万人と日本の半分以下。最近は結婚しない人も増えているようで、韓流ブームやK-POPなどもありますが、社会問題も広がっていて将来の課題を持っている国なんだなぁと感じました。
スターキーの韓国支社に到着すると、ものすごい歓待を受けまして、韓国の補聴器事情や難聴者心理のことなど1時間ほどレクチャーしていただき、また、現地の補聴器販売店さんにもおじゃまさせていただき、お話も聞いてとても勉強になりました。
そして、今回の韓国視察旅行について、もうひとつ賢さん通信でお伝えしたいことがあります。それは、韓国に行くきっかけを作ってくれたミミベルの小林千晃さんという女性(通称:ちーちゃん)の存在です。ちーちゃんは旦那さんの小林裕治さん(通称:ゆーちゃん)と2人でミミベルを経営されています。
昨年の2月に横浜でスターキー社の新製品発売のイベントがあり、私も参加してきました。そこで懇親会もあったのですが、実はその場でちーちゃんがスターキーのスタッフさんに笑顔でプッシュしてくれたのです。
「スターキーKOREAに見学に行ってみたいわー。私たちだけはなくて、琉球補聴器さんとかヒヤリングアートさんとかも一緒に連れて行きなさいよ!」と、たまたま近くの席にいた仲良しの私たちの名前も出しながら、強烈にプッシュしてくれました。
ちーちゃんは、私なんかよりも何倍もエネルギッシュでパワーがあり、それでいて人間力も高く、強力な巻き込み力もある方です。
すると、スターキー社さんもそこから一生懸命に考えてくださり、そして、あれから1年半近くが経って、本当にそれが実現したのです。
韓国はとても楽しく、また、たくさんの学びがあり、今回企画してくださったスターキーさんに感謝、ちーちゃんとゆーちゃんにも感謝の韓国視察旅行でした。
賢さんおすすめの一冊
『人を大切にする経営学用語事典』
一般社団法人 人を大切にする経営学会編集 共同文化社
今回はおすすめの本ではなく事典です。この事典は約150名の執筆者により作られ、私もその一人として参加いたしました。この事典は儲け主義ではなく、人を幸せにしたいと思われている経営者の方にぜひ一冊、書棚に置いておかれることをおすすめいたします。