賢さん通信50号
ラスベガスのホテルでさきいかをつまみに
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第50号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月4日から10日までアメリカに行ってきました。昨年の11月に発行の賢さん通信でもアメリカに行ったと書いており、海外によく行く人だと思われてしまいそうですが、全くそんなことはありません。本当にたまたま続いてしまいました。
今回、沖縄の経営者及び経営幹部の方約50名でラスベガスで開催されていた世界最大のデジタル関連展示会CES(セス)の視察に行ってきました。目的は次の事業展開、新たなビジネスモデルを考えるヒントをつかむことですが、今回、アメリカに行って、個人的にとても良かったと思ったことが2つありました。
1つめは琉球補聴器の仲間と2人で参加し、語り合えたこと。実は今回、琉球補聴器から2名で参加してきました。いつも視察ツアー的なものは私が1人で参加していたのですが、今回、経営幹部の1人である森山陽一郎さんと2人で参加しました。
現在、私は50歳。あと10年で還暦です。社長を引き継いでようやくぼんやりと経営というものが見えてきたかなぁと思っているところに、もう次のバトンタッチについて、徐々に考えないといけない段階に入っています。
これからの琉球補聴器について、私の頭だけで考えるよりも経営幹部のものの見方や考え方などもミックスしながら考えることがすごく大事だと思っており、今回、陽一郎さんと2人で参加したのですが、これが本当に良かったです。
CESの会場を2人で回りながらいろんなことを考え、1人だと「考える」だけで終わってしまいますが、2人だと「考える」に「語り合える」がプラスされます。また、それは会場でだけでなく、宿泊先のホテルの部屋でもずっと続きました。
現地には素敵なレストランがたくさんありますが、2人でレストランに行ったのは1度だけ。基本的には毎晩、ホテルの部屋で日本から持参したさきいかやピスタチオ、さんまの蒲焼きなどをつまみに缶ビールを飲みながら、夜中の2時頃まで語り合っていました。
普段、沖縄にいると話すことは基本的に業務連絡ばかり。それが今回、ラスベガスのホテルの部屋では、お互いの家族の話や親の話、会社の未来についての話などたくさんでき、こういうことこそ大事だよなぁと心の底から思いました。
2つめは日本の現在地を知ることができたこと。事前に聞いてはいましたが、世界の企業が集まる場で主役は日本ではありませんでした。パナソニックやソニー、シャープやニコンなど、名だたる企業が参加していましたが、現地の会場の中心で、どの企業よりも大きなスペースを使い、自社製品を大々的にPRしていたのは、サムスンやLGなどの韓国勢でした。
製品も素晴らしく、また、魅せ方も群を抜いていました。製品をPRする社員さんたちもとってもイキイキとしており、そんな光景を見た私は、日本の技術こそナンバーワンという時代が過去のものなのだと痛感いたしました。
ちょっと暗くなってしまいそうですが、現実をこの目で見ることができたのは大きな収穫です。日本には現実から目を背けずにチャレンジャーの気持ちで、もっともっと頑張ってほしいですし、私も頑張っていきたい!と強く思いました。
今回アメリカで得たものを、これから琉球補聴器に活かしていきたいと思います。
賢さんのがんばる企業紹介!㉒キムタカ税理士法人さん
こちらのコーナーでは私森山が応援したい企業さんをご紹介いたします。
大濵真三朗先生が代表の税理士法人さん。こちらの大濵先生がとても情熱のある方で税理士さんというよりもチームを率いるリーダーとしてとても魅力のある方です。だからか、キムタカ税理士法人のどの職員さんと接しても、皆さんイキイキしていて魅力的です。税理士事務所さんを探されている方にはおすすめです!
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