賢さん通信48号
おかげさまで35周年!
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第48号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日、おかげさまで、琉球補聴器が創業35周年を迎えることができました。どうもありがとうございます!昭和の終わりに誕生した琉球補聴器、現在、社内には昭和の人間もいれば平成の人間もいて、また、令和になってから学校を卒業して入社した子もいます。年齢は19歳から72歳。人種のるつぼと言いますか、本当にいろんな世代の方がいて、その分、仕事に対しての意識、休みに対しての意識、仲間に対しての意識、結婚に対しての意識と価値観が本当に様々な人たちがいっしょに働いています。社長も創業者から2代目の私へと交代しています。
そんな琉球補聴器について、創業者である父から聞いている話では、今の社員教育にそれを取り入れたら通用しないだろうというような教育の仕方が当時はいっぱいあったようです。いわば練習中に水を飲むなといったような、当時はもう手を出す、足を出す、言葉を選ばず叱責するのが当たり前だったようです。
当然、今の時代はそれでは通用せず、ただ、どっちが正しい、どっちが間違っているとなってはいけないと思っていまして、大切なことは、働いている人たちが成長し、働きながら幸せを感じ、何だかんだ人と人とが心で結びついているということが私は大切だと考えています。
35年前の創業期の話を聞くと、本当にハングリー精神の塊で、社員皆でチラシを作って朝早くお店が始まる前にポスティングをしたり、仕事が終わって、そこからまた2時間くらい夜中にポスティングをしたり。それから営業車もいい車を買う余裕なんてなく20万円以内と決め、古い車を買い、古いからよくエンジンが壊れるわけですが、エンジンがかからなくても大丈夫なようにわざと坂道に止めると。万が一、エンジンがかからなくても坂道を押しながら鍵を回せばエンジンがかかると。名刺も名刺屋さんには頼まず、会社のコピー機で何枚も刷ってそれを自分たちでハサミで切ってと。もう本当に泥臭く、汗臭く、人間臭いわけです。
ただ、じゃあ働いている人たちがそれで辞めたかというと全然辞めておらず、夜中にポスティングが終わった後に皆でビールを飲みに行って夢を語りあったり、休日も返上でお店を開け、そのときにいろんな悩みを相談しあって、お互い笑いあって悩みを半分こしたり、そういう時代があって、今35周年を迎えることができているわけです。そういうことを考えると、本当に昔の先輩方のたしかに今の時代では通用しない働き方かもしれませんが、そういった方たちの血と汗と涙の結晶で私たちは今、働けているということを決して忘れてはならないなぁと思うのです。
こういった時代なので、休みについても、働く時間についても、お互いが交わす言葉の使い方についても、人間尊重という観点で捉え、そして、皆で言葉に磨きをかけて品格を大事にしながら、35年前からずっとあるような人と人との絆を大事にしながらやっていかないといけないなぁと思っています。
かのダーウィンがかつて「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ」という名言を残しましたが、私たちも時代の変化に対応しながら、琉球補聴器の第2創業期をつくっていきたいなぁと思っている今日この頃です。
賢さんのがんばる企業紹介!⑳大伸株式会社さん
こちらのコーナーでは私森山が応援したい企業さんをご紹介いたします。
浦添市で冷凍・生鮮・加工食品を扱う食品卸売業をされている大伸さん。こちらの赤嶺社長の全身写真が目印となっているとても珍しい自動販売機があります。レストランで出てくるような食事が自宅で楽しめる冷凍食品の自動販売機です。大伸さんの会社前に設置されております。ぜひ一度、足を運んでみてください!
■住所:浦添市西洲2丁目9番地8