賢さん通信28号

琉球補聴器の本当の財産

こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第28号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、琉球補聴器は父が創業した会社です。父は時代もあったと思いますが、どちらかというと貧乏な家に育ち、そのためとても倹約家でした。それこそ会社で鉛筆一本買うかどうか一晩考えるほど。さすがに私が代表になって鉛筆一本で悩むことはありませんが、会社には物を大切にする文化が残っています。

私や経理創夢(総務)のメンバーが使っている事務机は、かなりの年代物。おそらく30年近く使っていると思います。昔ながらの、それこそ学校の職員室に昔からあるようなグレーの事務机を私たちは使っていました。

先日、私たちの本店が入っているビルの5階にいらっしゃった訪問介護の会社さんが引越しをされることになり、ご挨拶に伺いました。すると、フロア内にとても新しい事務机や機能的でオシャレな椅子、応接セットなどが集められていました。

処分するために買い取り業者に出すとのことだったので、私はダメ元で聞いてみました。「もしよろしければ、その業者さんと同じ値段で、私たちに売ってもらえませんか?」と。すると、快くOKしてくださり、事務机に椅子、応接セットにその他様々なものを超が付くほどの格安で、譲り受けることができました。

譲り受けたものを、さっそく私たちのところに移動。事務机をそれらに取り替えたところ、社員も私も大感動!それこそ、30年前の机から最新と思われるものに一気にバージョンアップしたので、私たちは浦島太郎状態です。現代?の事務机は例えば天板の縁の部分が丸くなっています。これは私の推測ですが、パソコン仕事を長くやっているときに縁に当たる部分の腕が痛くならないように工夫されているのだと思います。ちなみに、私たちが使っていた事務机は、パソコン仕事を考慮していないため、縁が若干盛り上がっていて、鉛筆が転がり落ちないような設計。そのため、パソコン仕事を長くやると腕が痛い。また、パソコンの配線、LANケーブルなどを通す穴が今の事務机には最初からある上、引き出しの中の仕切り板もスムーズに取り外しができ、もうとにかく、すごい!すごい!すごい!の感動の連続でした。

私は思いました。世の中には、中古なんて嫌ですという人、新品でも感動の一つもない人もたくさんいると思います。そんな中、琉球補聴器のメンバーは中古で嫌がる人などおらず、むしろ、小さなことに大感動。なんて純朴で感受性の豊かな素晴らしい人たちなんだと、そこに私は感動し、本当に有り難いことだと思いました。

そういう人間性と言いますか、きれいな心は、お金で買うことはできません。そういうメンバーこそが、琉球補聴器にとっての本当の財産だと思いました。これからも物を大事に、また、社員さんたちを大事にしていきたいと思いました。


賢さんのがんばる企業紹介!①株式会社アメニティさん

こちらのコーナーでは私森山が応援したい企業さんをご紹介いたします。今回は「海のちんぼらぁ」「赤とんぼ」など多くの飲食店を運営されている株式会社アメニティさん。

こちらの慶田盛社長は私と同じ2代目。アルバイトから1、2年前に社長になった若い方で、私もとても尊敬する社長さんのお一人。実は、コロナの影響で大変厳しい状況です。

今回、なぜ応援したいと思ったかと言いますと、コロナでお店を開けられない、一部は閉店してしまうなど厳しい状況の中でも、従業員さんを誰一人としてリストラせず、また、従業員さんも職場を離れず、社長さんを支えようとしている姿勢を強く感じたからです。

私はこちらが運営している「だいこんの花」によく行くのですが、接客も非常に素晴らしく、食材は契約農家さんからで、とても健康に良い料理を出してもらえます。沖縄市美里にあります「だいこんの花」や、那覇市前島にあります「海のちんぼらぁ」など、是非、ご利用ください。株式会社アメニティさんの応援、よろしくお願いいたします!