賢さん通信33号
親としての在り方、子どもに対しての接し方
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第33号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回のオリンピックは家族皆でテレビ観戦をしていました。5年前のリオオリンピックのときは子どもたちもまだ小さく、オリンピックに関心を持つ年齢ではありませんでした。ただ、今回は小学校高学年に中学生もいて、スポーツを自分の意思で見る年代です。初めて家族皆でテレビの前で日本を応援しました。
現在、長男は中学校で卓球部に所属していて、卓球の競技のときは身を乗り出して観戦していました。そして、長男は一生懸命にこのプレーのここがすごいんだとか、この選手はこういうふうにラケットを握っているんだとかを伝えてくれました。
例えば、ラケットの持ち方は2種類あって、握手をするように握るシェークハンドと、ペンを持つように握るペンホルダーがあると教えてくれたり、最近はチキータという打ち方が流行っていて、そのチキータというのはバナナの名前からきているとか、たくさんのことを私たち夫婦に教えてくれました。
私が、「へぇ~、よく知ってるねぇ~」と感心しながら聞くと、長男はとても嬉しそうな顔をします。まだ中学1年生なので、おそらく部活では下っ端。まだまだ上手くないでしょうし、それでも、親の前では僕は卓球を頑張っているよと、これだけ知識も増えているよと伝えたいのだと思います。私はそんな子どもの在り方に触れたときに、かわいいなぁと思い、また、本人の在り方を全面的に承認してあげたほうがいいだろうなぁと、そのように接していました。
先日、別件でとある講演を聴きに行く機会がありました。元小学校教師の香葉村真由美(かばむらまゆみ)先生の講演です。私は真由美先生の存在は知っていて、是非、お話を聴きたいと思い、久しぶりに妻を誘っていっしょに行ってきました。
先生のお話はとても感動的で、横で聴いていた妻も涙をぬぐっていたようでした。そのお話の内容は、こういう生徒がいた、ああいう生徒がいたというものです。すごくさびしそうにしていた生徒の話、親御さんからDVを受けていたであろう生徒の話、小学校低学年のときにお父さんを亡くされた生徒の話、そのときに教師としてどのように守ってあげたか、学級全体を巻き込んで元気づけたか、どのように能力を引き出したかと、そういったお話で、親としての在り方や、子どもに対しての接し方が本当に大事なんだなぁと思わされました。
講演を聴いてしばらくしてから、とても嬉しく妻に感謝したことがありました。講演後、実は妻が家族朝礼を再開してくれていたのです。前向きな言葉を発信し、子どもの教育にもプラスになる家族朝礼、最近は忙しさもあり、できていませんでした。いつか再開をと思っていたところ、妻が自ら再開してくれていたのです。
そして、感動したのが、妻が姉や妹にもそれを話し、なんとLINEのビデオ通話で繋いで3家族同時に家族朝礼をやるようになっていたのです。私はすごくポジティブな輪が広がっているなぁと、とても嬉しく思い、妻に感謝いたしました。
昨年から続くコロナで、親子がいっしょに過ごす時間が増えていると思います。だからこそ、より一層、親としての在り方、子どもに対しての接し方というのが、とても大事になってきているなぁと感じる、今日この頃です。
賢さんのがんばる企業紹介!⑥かつれん耳鼻科クリニックさん
こちらのコーナーでは私森山が応援したい企業さんをご紹介いたします。
うるま市勝連の「かつれん耳鼻科クリニック」さん。院長の上里迅(じん)さんは今年41歳のお若い開業医の先生です。もともとこの場所は別のクリニックがあったのですが、沖縄から出て行ってしまいました。そこで、上里先生が地域の耳鼻咽喉科として、そのままそこで開業。すでにたくさんの患者さんが来られているようです。守りに入る世の中なのに、積極的にチャレンジされている頑張る上里先生に、私はエールを送りたいと思います。