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執筆者の写真琉球補聴器-更新担当

賢さん通信72号

2024年12月発行

宜野湾店の開店。その物件との運命的な出会い


 こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第72号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。


 さて、7月20日(土)夕方、私と幹部の赤嶺さん、陽一郎さんの3人は国道58号沿いを汗だくになりながら歩いていました。「やっぱりありませんねー」と言いながら。

 その日、私たち3人は物件を探していました。のちに10月5日にオープンすることになる宜野湾店の物件を。数年前から宜野湾と浦添のお客様方から出店依頼のご要望を多数いただいており、2024年、いよいよ動き出すことになりました。


 出すのであれば58号線は外せません。58号沿いで1階にあり、駐車場もしっかり確保できる物件と決め、幹部2人と3人で58号沿いを歩き出したのが4月、5月あたり。ところが、人気の58号沿いです。全く見つかりません。どれだけ汗だくになって歩いても見つかりません。それでも諦めず、7月20日にまた探しに行きました。


 マクドナルド58号大謝名店さんでコーヒーを買い、そこに車を置かせていただき探す予定が、その日に限って駐車場がいっぱい。「あー、ついてないなー」と言って私たちは道の反対側にあった丸亀製麺さんへ。こちらは駐車場が空いており、3人でうどんを食べ、車を置かせていただき、そこから北に向かって歩き始めました。


 LIXILさんのショールーム、真志喜の交差点、セブンイレブンさんを通り過ぎると、左手にステーキのサムズさん。その1階は手前から大勝軒さん、建築市場さん、バー、そして、美容室。全てのお店に看板はかかっており空き物件はないので、そのまま通り過ぎようとすると、突然、赤嶺さんが立ち止まり、建築市場さんのドアを開けて入っていきました。赤嶺さんは何かを感じ取ったようで、私もついていきました。すると、中に不動産屋さんがいたのです。


 聞けば、建築市場さんが退去した直後で、19日夜に情報が公開され、今日午後1時半から一人目の内見者が来るとのこと。私たちが行ったのは1時23分。すぐに事情を伝え、4、5分だけ内見をさせていただきました。いい物件ですが、4、5分では何も決められません。


 その後、お礼を言ってまた北に歩き始めました。しかし、全く見つからず、歩き続けて夕方4時。「やっぱりありませんねー。そろそろ帰りましょうか」と言いつつ、私から2人に聞きました。「最初に見た物件、どう思います?」と。すると、2人から「同じこと考えてました!」と言われ、建築市場さんまで戻りましたが、もう誰もいません。


 私はダメ元で不動産屋さんに電話。もう一度、中を見させていただけないか相談し、20分ほど待って改めて内見させていただきました。聞けば、まだ契約はされていないとのこと。改めて見てみると、最高に素晴らしい物件。ここで決めなければ、必ず他の人が決めてしまう。ここで決めなかったら絶対後悔するけれど、15分見ただけで決めてしまっていいのか?私はドキドキしながら不動産屋さんに伝えました。「申込書に書きます」と。決心はついていませんでしたが、手は打ちました。


 そこから頭を高速フル回転。いろいろ考え、週明け22日にはもうエイヤー!で「契約します」と伝えました。その後、事が一気に進み、内装はアレックスさん、電気工事は宜野湾電設さんに依頼し、お店が完成。10月5日にオープンできました。


 いろんな奇跡が重なり、また、勇気を出して手を打ったことで、この場所に決まりました。運と縁、そして、赤嶺さんの勘。本当に運命的に出会った物件でした。


 

賢さんおすすめの一冊

書影

『いま、目の前にいる人が大切な人』 坪崎美佐緒著 エッセンシャル出版社


人の良いところだけが見えてしまう、平凡な主婦だった坪崎さん。様々な出会いから、坪崎さんがコーチになって、口コミと紹介で大人気となり、いつしか“北の菩薩"と呼ばれるようになるまでの奇跡と感動のエピソード。読むと心が優しくなります。接客業をされている方にとくにおすすめです!

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