
ドイツに行ってきました!
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第71号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日、とある補聴器メーカーさんのご招待で中部店の玉城貴也店長と2人、他地域の補聴器販売店さん(4社)と一緒にドイツに行ってきました。目的はドイツのハノーバーという街で開催されていた補聴器のヨーロッパ最大見本市である「EUHA(European Union of Hearing Aid Acoustics)」を見に行くこと。
私自身、今回、「EUHA」に初めて行ってきたのですが、その中で特に感じたことが大きく3つありましたので、今回はそのことについて書かせていただきます。
まず1つめは、やっぱり外に出た方がいいということです。今、この補聴器という世界がどうなっているのかについて、沖縄にいたら沖縄のことしか見えません。東京に行ったら日本のことは見えますが、そこまでです。ただ、今回の開催はドイツで、しかも、補聴器のヨーロッパ最大の見本市ということで、世界が見えました。今、補聴器の世界がどうなっているのか、補聴器の先端技術はどこまで行っていて、どこに向かっているのかを肌で感じることができました。
補聴器の最先端のものをたくさん見て、ドキドキとワクワクを感じ、聞こえで困っている方々に早くこの素晴らしいもの、素晴らしい技術の補聴器をお届けしたい!という気持ちでいっぱいになりました。沖縄を出て、日本を出て、世界に出たからこそ得られた気持ちでした。やっぱり外に出るのは大事です。
2つめは、こういう体験、経験を琉球補聴器の社員の皆にもしてもらいたいなぁと感じました。今、私はお客様に直接会うことが少なくなってきています。お客様と直接お会いしているのは、琉球補聴器の40名の仲間たち。こういった機会を社員の皆にも作ってあげたいなと強く感じました。
3つめは、今回ご招待してくださったメーカーさんの心意気です。今回、私たちのような販売店を5社招待してくれたのですが、その中の1社が徳島県の四国補聴器センターさんでした。当日、そちらの田中実社長が来られていたのですが、実は田中社長は車椅子だったのです。
私自身、田中社長のことは存じ上げておりましたが、お会いするのは初めて。今回、向こうには1週間ほどいたのですが、田中社長ともたくさんのコミュニケーションができ、その田中社長がどのような人生を送ってこられたのか、それはまるでNHKのプロジェクトXのような内容で、ものすごく勉強になるお話をたくさん聞かせていただき、本当に有り難く思いました。
そしてです。この田中社長が車椅子だったわけですが、そんな田中社長をご招待したメーカーさんの心意気を強く感じました。と言いますのも、車椅子となると飛行機から現地のバスからレストランまで、特別な配慮、事前の打ち合せが必要なわけです。それを承知の上で田中社長をご招待されており、私はそのメーカーさんの心意気にものすごく感動しました。
ツアーにはメーカーさんから3名の方が来られていましたが、現地では連携を組んで一生懸命に対応されている姿があり、私はその情熱と言いますか、優しさ、愛情までも感じました。
今回のドイツ「EUHA」ツアー、とっても充実した素晴らしいものでした。
賢さんおすすめの一冊

『新版 住宅リフォームを考えたら必ず読む本』 二宮生憲著 あさ出版
カンブリア宮殿でも紹介されたことがあり、日本でいちばん大切にしたい会社にも選ばれたことがあるリフォーム会社、株式会社さくら住宅の二宮相談役が書かれた本です。リフォームだけでなく、住まいのことを考え始め、今いろいろと情報収集をしている方にとくにおすすめです!