ファスティングをしました!
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第70号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日、個人的に6日間のファスティングをしました。ファスティングというものをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、念のため説明しますと、断食のようなものです。断食は一定期間、一切何も口にしないイメージですが、ファスティングは食事やお酒は口にしませんが、酵素ドリンクという飲み物は摂取するやり方です。もちろん減量にもつながりますが、その目的は体内のリセットです。
私がこのファスティングと出会ったのは今から12年前。経営のことで行き詰まりを感じ、後継者としても壁にぶつかっていた私は、先輩経営者に相談に行きました。そこで先輩経営者がいろんなアドバイスをしてくださったのですが、その中のひとつがファスティングで、やり方も教えていただき、やってみたのが最初でした。
その後も数年に一度、特に自分の体が重くなってきたなぁと感じたときや、自分の体だけでなく、会社のことでどうも最近一体感がないなぁと、ちょっとこの状況を打破したいなぁと感じるときに、メンバーを指導するとか、そういうことをするよりも前に、まずは自分自身を律するためにファスティングします。
ちなみに、かつて先輩経営者から教えていただいたそのファスティングは、6日間でやるのですが、まず、この6日間の確保が大変です。
当然、普段の仕事もしながらなのですが、披露宴等が入っている時期にはそれができません。せっかく出していただいたお料理を口にしないというわけにはいかないからです。同じ理由で少人数の食事で接待を受けるときなどもファスティングはできません。
また、経営者が集まる会食はコロナ禍が明けてそれなりの頻度であり、また、運動をする日は食事を取らないわけにもいきません。他にも、子どもたちの行事、例えば誕生日などがあってお父さんだけ食べないというのもNGです。
なので、6日間の確保が難しいのですが、結局、6日間完全に空いているところがなく、2日だけ大人数での会食があるタイミングで、そこはなんとかお水とお茶だけでやり過ごす形でファスティングを実行しました。
このファスティング、何回やっても慣れないのが、2日目と3日目の極度の空腹です。本当にひもじさを感じます。空腹で眠れないということはないのですが、ただ、毎回必ず、ひもじさを感じ、他にも頭痛にだるさ、眠気とやってきます。
そして、朝昼晩の3回の食事×6日間の計18回の食事を連続で抜くというある種の修行ですが、なんとかやり切ると、自分は欲に負けず、我慢すべきことを我慢できるのだという自負心、自己肯定感が高まります。
また、ずっとハングリーな状態だったために本当に五感が鋭くなります。もちろん、体重も落ちます。今回6㎏落ちました。そして、日頃の食事に対しても謙虚になります。
会社経営者やリーダーの方で、最近自分の部下に元気がないなぁとか、組織として停滞感を感じていたら、社員さんや周囲のせいには一切せず、まずは自分自身を律するためにファスティングをするというのは、とてもおすすめです。
賢さんおすすめの一冊
『日本でいちばん大切にしたい会社』 坂本光司 著 あさ出版
70万部のベストセラーシリーズ。現在8作目まで出ておりますが、今回はあえて1作目をおすすめいたします。
1作目は2作目以降と比べ「人を大切にする経営とは」についてとても詳しく書かれています。わくわく感動をしながら生きていきたい!というリーダーの方に特におすすめです。
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