賢さん通信93号
我が家に保護犬を迎えるにあたり
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第93号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
今回は森山家で初めて犬を飼うことになったお話です。実はいろいろありました。
まず、子どもたちは、ずっと前から「飼いたい」と言っていました。私も妻もペットは賛成派。なので我が家にペットがいてもおかしくないのですが、実は5人の子どもの中で1人、三男(小6)だけが反対していて飼わない状況がずっと続いていました。
先日、NPO法人ワンズパートナーの会さんが主催で保護犬の譲渡会がありました。日程も合ったので家族で行ってみました。その日は子犬中心の譲渡会。大きめのサークルの柵の中にかわいい子犬たちが20匹くらい放されています。子どもたちは「かわいいー!」と目を輝かせています。当然、私も妻も三男のことが気がかり。三男は、まさか飼わないでしょという感じで、その様子を遠巻きにして見ていました。
私は、ここで決めようと思いました。家に帰ってから決めるとかになると、また先延ばしになる。「じゃあもう決めて、申し込みしたらいいんじゃない?」と私が発し、申し込み書類に書き始めました。すると、三男がソワソワし、ごね始めました。
ちなみに、私も妻もなぜ三男が反対しているのか、本当の理由がわかりません。だからここはしっかりコミュニケーションを取る必要があると思い、私は書類を書く手を止め、落ち着いた声でゆっくり、「どうして嫌なの?」と聞きました。
実は三男は肌が弱くかゆくなったり、鼻が悪くてすぐくしゃみが出たりする体質で、まずそれを言ってきました。私も妻もそこは心配だったのですが、ただ、どこまで影響が出るか、飼ってみないことにはわかりません。また、里親になるにしても2週間のお試し期間があります。「それで大丈夫かもしれないよ」と言うと、まあ次から次へと出てきます。飼いたくない理由が。三男の話は20~30分続きました。途中、他の兄弟と言い合いにもなり、妻は悲しい顔をしたり呆れたり、また、譲渡会を主催してくれた人も心配そうにしています。私は三男の主張を全て聞いた上で書類を書き終え、里親になるためのトライアルの申し込みをしました。
1週間後、トライアルOKの返事が来ました。そして、我が家に生後3ヶ月の茶色いミックス(雑種)犬が来ました。もともと名前はジローと付いていましたが、我が家の6番目の子という意味も込めて、ロクと名付けました。
お家の中に緊張感が走ります。ウェルカムな子もいれば、絶対に受け入れないという子もいます。トライアルがスタート。早朝、ロクが「クーン、クーン」と鳴き始め、子どもたちも起きてお水をあげたり、おしっこやうんちの片付けをしています。本当に家族が一人増えたような感じで、とっても賑やかです。
そして、心配していた三男について。まず、アレルギーは出ずとりあえず一安心。また、三男はロクに見向きもしないわけでもなく、積極的にではないですが、ロクの名前を呼んだり、ときどき触ったり、家の中でロクの話題になっているときも普通に参加しています。あれだけ泣きながら猛反対していた三男が、ずいぶん軟化し、ロクの存在を認めてきている感じがあります。
猛反対した三男と、どうしても飼いたい子どもたちのせめぎ合い、家族としてみんなで受け入れるまでのこのプロセスが、すごくいい勉強になっています。
賢さんおすすめの一冊

『受けた恩を、未来へ』 トム・ワタナベ 著 幻冬舎
私の経営と生き方の師である比嘉さんから贈られ読ませていただきました。アメリカで大成功を収められたトム・ワタナベさんはかつて、比嘉さんと一緒に働かれていた方。この本には大成功された後のことが書かれています。一生懸命頑張った後、人はどうなるのか考え始める50代、60代の方におすすめの一冊です。


