賢さん通信91号
スマホを置いてカラオケ大会!
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第91号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、6月の頭に沖縄本島を直撃した台風6号。私たち琉球補聴器は会社をお休みにしました。学校も早々に自宅待機となり、森山家は家族7人がそろって自宅にいたのですが、そのときふと怖さを感じました。台風ではなく、スマホの怖さです。
台風が過ぎ去るのを待つリビングで、ふと顔を上げると、家族全員が誰とも会話せず、うつむき姿でスマートフォンやタブレットを見ていたのです。家族全員が一緒にいるのに一緒にいない。あまりにも異様な光景に怖さを感じました。
何を隠そう、私自身も気がつくまでスマホの画面を見ていました。もちろんゲームではなく、台風の状況の中、リーダーのメンバーとLINEで被害状況や台風の進路を確認し、「明日はこうしよう」とパッパッパとやり取りをしていました。つまり仕事をしていたわけですが、外から見たら仕事なのかゲームなのかわかりません。
家族は各々、ショート動画やゲーム、インスタを見たり、LINEのやり取りで喜んでいたり、それぞれ別の世界にいるようでした。私自身もついさっきまでスマホを握りしめていたわけで、森山家がまるでスマホに支配されている感覚、中毒というか、これはとても怖いことだと感じました。この状態が続いていいわけがないと思い、私は思い切って家族に提案しました。「よし!みんなでカラオケ大会しよう!」と。
我が家にはテレビに繋ぐ簡易のカラオケセットがあります。みんなでカラオケをすれば、スマホを手から離し、ずっとうつむいた姿勢から前を向きます。大きな声を出してお互いコミュニケーションも取れて笑顔になり、全員で時間を共有できます。せっかくだからと、1番点数が高かった人が100円貰えるというルールでやることにしました。
家族も賛成してくれて、自然とカラオケがはじまりました。ちなみに私はカラオケが得意ではなく、過去に森山家の最低得点「14点」を叩き出したことがあります。子ども達からは大笑いされ、「お父さん、見た目も歌唱力もジャイアンみたいだね」と言われ、自信をなくしていたのですが、スマホに支配された姿に危機感を感じ、思い切ってスタート。
子ども達が歌う姿を久しぶりに見ましたが、ラップを歌う子もいれば、ビブラートをきかせたり、小学生なのに大人っぽい昭和の曲を歌ったりと驚きの連続で、家族7人で約2時間、大いに盛り上がりました。私自身も以前より点数が高くなり、子ども達から「お父さんが少し上手くなってる」と驚かれ、とっても充実した時間を過ごすことができ、大きな幸せを感じました。たかが2時間、されど2時間。スマホに支配され、家族7人が別々の世界を生きる2時間か、みんなで一緒に楽しむ2時間か。
今、世の中はスマホだけでなく、AIも問題になってきそうな勢いです。AIが言っているから正しいと思い込み、自分の頭で考えることをせず、全てAIに答えを出してもらおうとする。とある教育の現場では、学生がAIで宿題をこなし、先生がAIを使って採点をするなんてことも起きているようです。
スマホ、そして、AI。こういったものがはびこる世の中で、人間としてどう生きていくのか、親として良い手本を示せるか、それがいま本当に試されているような気がした台風の一日でした。
賢さんおすすめの一冊
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