賢さん通信61号
1000日ハガキ達成、その裏に・・・。
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第61号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月ということで新しい目標を立てられる方もいらっしゃるかもしれません。「今年はダイエットをするぞ」「ランニングをするぞ」「読書をするぞ」と。
実は私自身、2021年の1月に「これからハガキを毎日1枚、1000日書き続けるぞ」という目標を立て、そして、2023年10月にそれを達成しました。
この1000日ハガキの取り組みは、今から5~6年前に株式会社アメニティという会社の伊志嶺勲会長から紹介していただきました。経営が上手くいき、それが続くとどうしても経営者は謙虚さを忘れてしまい、周りのアドバイスにも耳を貸さなくなり、それで壁にぶつかり経営が傾くと。自分を戒めるために何かできないかと伊志嶺さんが取り組まれたのが1000日ハガキで、お母様に毎日1枚のハガキを1000日出し続けられ、それがとてもよかったというお話を聞きました。
私は、伊志嶺さんのその周りではなく自分を変えようとする生き方に尊敬をして、私もやりたいですと伊志嶺さんに相談にいき、やり方を教えてもらい、私は父にハガキを1000日送ることを始めることにしました。
まず、父に今日から書き始めますと、感想も返事も求めませんと、受け取ることだけお願いしますと伝え、1000日ハガキのチャレンジがスタートしました。
ちなみに、書く葉書は写真やイラストの入ったポストカード。そこに筆文字で12行程度、日々の出来事と経営者の自分が感じたこと、学んだことを報告を兼ねて書き続けました。毎日1枚書いては切手を貼り、ポストに投函。海外出張のときは海外から書いて出しました。正直に言いますと1000日の間にはつい忘れてしまうことも何度かあり、そのときは翌日にまとめて2枚書いて出しながら続けていきました。
そして、約2年と9ヶ月。1000日達成し、伊志嶺さんにその報告をしたところ、とっても喜んでくださり、お祝をしよう!と言ってくださり、11月24日に伊志嶺さんのご自宅に私と妻までご招待いただき、伊志嶺ご夫妻がとっても美味しい手料理を振る舞ってくださいました。とってもとっても嬉しく思いました。
と、ここまで私が1000日ハガキを始めると決意してからゴールするまでを書かせていただきましたが、実は私自身一度、挫折をしているのです。
伊志嶺さんからお話を聞いたのが5~6年前と書きましたが、そのときお話を聞いてすぐ始めました。ところが100枚に到達せず挫折。私自身、自分がひとつのことを継続できないことがコンプレックスで経営者としての課題でもありました。勢いよく始めるも100枚も続かず挫折。また中途半端な自分だったなと、自己否定が強化されてしまったのです。
そうなるともうおもしろくなく、ふと思い出しても臭い物に蓋をするような生き方をしていました。ただ、少しずつ自分の中で「もう一回やってみよう」という気持ちが高まってきて、2021年の1月5日から再チャレンジ。そして、達成できたのです。
新年、目標を立てられる方もいらっしゃるかと思います。もし、途中で挫折してしまったとしても自分を責める必要はなく、そこからもう一回、再決意をして始めればいいと、私は本当にそれが大事だと1000枚ハガキを通じて強く思いました。
賢さんのがんばる企業紹介!㉝海のちんぼらぁさん
こちらのコーナーでは私森山が応援したい企業さんをご紹介いたします。
1000日ハガキを紹介してくださった伊志嶺さんの会社が運営する居酒屋の海のちんぼらぁさん。雰囲気の良いカウンターや小さな個室もあれば40~50人で宴会ができる大きな部屋もあります。健康に良い食材、豊富な種類のお酒、一流の人が作る料理。スタッフさんの接客も素晴らしいお店。新年会にぜひご利用ください。
■住所:前島2丁目13−15