賢さん通信29号
2人の新入社員が加わりました!
こんにちは!株式会社琉球補聴器、代表取締役の森山賢(けん)です。賢さん通信第29号をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、4月に2人の新入社員が琉球補聴器のメンバーとして加わってくれました。今回はその2人、座波志暖(しのん)さんと城間彩奈さんをご紹介いたします。
まず、座波志暖さん。座波さんとの出会いは本当に偶然でした。企業が集まってブースを出し、学生さんが来て顔を合わせる合同企業説明会。大きな会社は人事担当者がPRしますが、私たちは小さな会社。代表である私自らが学生さんにPRします。そして、参加したとある合同企業説明会が終わり、片付けをして段ボールを台車に乗せ、ガタガタと押しながら駐車場に向かっていたときのことです。
私は御菓子御殿さんの人事の(仲の良い)緑間さんと会話をしながら歩いていました。そこですれ違い、緑間さんに「先程はありがとうございました」とお礼を伝えた学生さんがいました。その学生さんが、実は、座波さんです。座波さんは御菓子御殿さんの話は聞き、それでお礼を伝えていました。ただ、琉球補聴器のブースには来ておらず、私は話すこともなかったのですが、そのとき緑間さんが「そうそう!この人、こう見えても琉球補聴器という会社の社長さんなのよ」と紹介してくれたのです。
数日後、座波さんが琉球補聴器の会社訪問に来てくれました。どうやら、代表自らが台車を押す姿に驚き、感動し、琉球補聴器について自分で調べ、興味を持ってくれたようでした。面接で話を聞いてみると、とても貴重な失敗を経験された学生さんで、また親御さんも素晴らしく、是非、採用したいということで内定を出し、来てもらえ
ることになりました。もし、あのとき緑間さんと歩いていなかったら、素通りだったでしょうし、これがご縁というものなのかと思いました。
次に、城間彩奈さん。城間さんは座波さんとは違って、最初から琉球補聴器一本に絞ってきてくれた学生さんでした。
今回の採用面接は、他の学生さんもそうでしたが、コロナの影響で皆さんマスクをしています。そのため、顔の表情が見えにくく、どこまで本気で言っているのか、その本心がよく分からない部分がありました。
いろいろと話してもらえれば、だんだんわかってくるのですが、しかし、城間さんはそつなくと言いますか、こちらからの質問に対し「はい、大丈夫です」とパッと答えてしまうので、なかなか見えてきませんでした。ただ、琉球補聴器で働きたいという真っ直ぐな気持ちは伝わってきます。私はお互いのためにということで、あえて突き放すような質問もたくさんしました。そして、通常は3次面接までのところ、確認のためにもう一度来てもらい、4次面接を実施。面接官は私を入れて3人なのですが、3人ともこれはもう本物でしょうということで内定を出しました。
私たちの会社では、新入社員の子たちの親御さんに、お子さんに向けたお手紙を(内緒で)書いてもらいます。そして、入社式のときに親御さんの年齢に近い社員の方に読み上げてもらい、毎年、皆が涙を流す時間帯があるのですが、その城間さんのお母様が書かれたお手紙の内容からして、城間さんの真っ直ぐなところは、このお母様あってのことなのだと納得いたしました。
座波志暖さんと城間彩奈さんを、これからどうぞよろしくお願いいたします。
賢さんのがんばる企業紹介!②琉球ガラス村さん
こちらのコーナーでは私森山が応援したい企業さんをご紹介いたします。
今回は糸満市にあります琉球ガラス村さん。こちらの稲嶺佳乃社長も後継者で、私の勉強仲間です。これまで観光客がベースだったため、コロナで大打撃を受け、しかし、会社をたたまず本当に一生懸命頑張っておられます。地元の人でも遊びに来られるような会社運営に切り替え、毎月、イベントを開催されています。先日、私たち家族も行って来ましたが、とっても楽しかったです。場所は糸満市字福地169番地。是非、足を運んでみてください!